ドルに対する円安が絶賛進行中ですが、投資を勧める広告を見る機会が多くなったように思います。積み立て投資についてはかなり普及してきた印象です。一方で個別株での取引については、高配当米国株が特に注目されている思います。個別株を取引するなら注意したほうが良いことの一つに株式併合があります。今回はこの株式併合について、事例を含めて紹介したいと思います。
株式併合とは
株式併合とは、会社が発行している株数をまとめて減らすことです。例えば、500株を発行している株式会社があっとして、それらを50株や100株とかに統合すると言った具合です。統合することによって、発行株数は減りますが株価自体は統合した分だけ上がりますので、所有者が経済的な損失をするということはないようです。1株100円の500株の会社が、株式併合によって100株にしたとすると、1株は500円ということです。

特定口座から一般口座へ
株取引をするために特定口座(源泉徴収あり)を使用している方がほとんどではないでしょうか。一般口座といったものは、聞いたことあるかといったほど使用したことある方はあまりいないと思います。しかし、株式併合が起きた場合、併合に伴い特定口座にあるものは一般口座へ移管されてしまいます。どういった仕組みかはよくわかりません。
評価額がリセットされる
特定口座で取得価格がゼロになります。私の場合、セルシオン(CLSN)という銘柄を特定口座で取得し、塩漬けしていたのですが、株式併合(15株→1株)により一般口座へ移管され評価額もリセットされたため平均取得価格が0 USDになっていました。一覧表では、いくらで取得したか確認することはできないようです。



端数は証券会社が売却する
併合するために、端数となった株式は証券会社が売却し、入金対応するようです。私の場合については、整数未満となった株について現金化したとの通知がされました。

一般口座の売買は、確定申告が必要
特定口座(源泉徴収あり)は、証券会社が損益通算、確定申告の対応を実施してくれるため、こちらの負担はほぼありません。ただし、一般口座の場合は、これらの対応を基本的に自分で実施する必要がああります。株式併合により、一般口座へ移ってしまった場合についても同様です。譲渡利益の損益通算、確定申告は自分で実施しなければなりません。私の場合は、現在価格で売却しても副収入として年間20万円を超えないので、仮に売却したとしても確定申告を実施する予定はありません。保有金額も少ないので、このまま放置予定です。
株式併合の前に損切りしとけばよかった
まさに後の祭りです。特定口座にあるうちに損切りしとけば良かったというのが、正直な気持ちです。事前に株式併合のお知らせは確認することができましたが、株式併合というものをそもそもよく知らなかったこと、取得価格よりも大幅に下落してたこともあったためそのまま塩漬けにしていたことがよくなかったと後悔しています。また、株式併合は、概ね経営状況が良くない会社に起きるようです。今回はもとより低位株だったので、そんなに大きな影響は受けていませんが、株価は下がっていく通知を受けたら、損切りすることを念頭に入れたいと思います。
